Bloomのジャケット写真

歌詞

日向夏

Adler

風に靡いた君の髪が

僕の素肌に触れた瞬間

未来が狂った気がした

君の涙を少し飲めば

その悲しみも分かち合えるかな

ただそっと見つめるだけ

骨の髄まで届くまで

飽きるほど声を聴かせて

歪んだ愛でも構わない

忘れないほど傷つけて欲しいよ

流れた雲の隙間

陽が差した首筋が

僕の瞳に焼きついたまま

甘いだけの恋では

終わらせたくはないと

君の手を握った

汗が滲んだシャツにくらり

晴天の下 君と二人

過去はもうどうだって良くなっていたんだ

これはきっと宗教の様で

聖典に書き連ねていくんだ

君の事 生涯かけて

忘れないように

鼓膜の奥まで届くまで

飽きるほど歌を聴かせて

浅はかなラブソングが似合わないほど

こんな幸福は二度と

望まないから

焼けたオレンジの空に

しがみ付いていた

齧る果実の後に

残った苦味さえも

今は愛せるとそう思えたんだ

流れた雲の隙間

陽が差した首筋が

僕の瞳に焼きついたまま

甘いだけの恋では

終わらせたくはないな

この先 恋をしても

君の影を探してしまうくらいに

  • 作詞

    石河尚修

  • 作曲

    石河尚修

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