体温のジャケット写真

歌詞

体温

YOHAKU

座っていた椅子が

まだ少し温かくて

誰もいない部屋に

時間だけ残っていた

読みかけだった本も

飲みかけだった水も

そのままでいい気がして

触らずにいた

窓の外では

いつも通り夜になって

部屋の中だけ

少し遅れていた

思い出じゃなく

温度だった

体温だけ

残ってた

言葉よりも

近く

残ってた

忘れたくないとか

そういうことじゃなくて

消えていくものを

見ていたかった

静かになったあと

初めて気づくことがある

何もなかったような日ほど

ちゃんと残っている

灯りを消しても

暗くならない場所が

心のどこかに

残っていた

たぶん今も

冷めきっていない

体温だけ

残ってた

触れた時間より

長く

残ってた

人を思い出す時は

顔じゃないことがある

体温だけ

残ってた

朝になるまで

静かに

残ってた

  • 作詞者

    YOHAKU

  • 作曲者

    YOHAKU

  • プロデューサー

    YOHAKU

  • ラップ

    YOHAKU

体温のジャケット写真

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アーティスト情報

  • YOHAKU

    言葉にならなかったものを、そのまま残す音。 静かなトラックに乗せて、日常の中にある違和感や余白を描く。 特別じゃない時間、名前のつかない感情、 消えなかったものだけを拾い上げるように。 強くは言わない。 でも、確かにそこにある。

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