Lyric

割れた心のピースを街灯の下で数える

「大丈夫」の薄紙指先でそっと破る

息をつくたび零れる青い光のかけら

名前のない痛みが私をまだ呼んでる

もしも未来が遅れても今は歩幅を合わせたい

遠回りでもいいから君のとなりで迷いたい

ハッとするほど

Heart, hard, heardー響く

ハートの欠片胸で鳴るミラーボール

欠けた分だけきらめきは増えるから

手と手の隙間こぼれないよう重ねて

Fragment of my heart, stay / say / sway—今、ひとつに

朝焼けの縁取りまぶたの裏でほどける

昨日より少しだけ勇気の色が濃くなる

伝えそびれた言葉をメロディに変換して

君の耳のあたりへやわらかく着地する

目印なんてなくても　鼓動が地図を描く

「もう一度」を繰り返すエコーが背中押す

ハッとするほど

Light, lie, why—ほどける

ハートの欠片息で曇るガラス越し

指でなぞれば輪郭がまた現れる

痛みも笑いも同じ箱にしまって

Fragment of my heart, play / pray / stay—重ね合う

泣き虫だった昨日をリミックスして

弱さと強さの位相を合わせる

失った分だけ会える

君と私の間に新しい色相環が生まれる

ハートの欠片光の粒へ変わって

私たちの空星座みたいに繋がる

手放さないででも縛らないで

Fragment of my heart, day by day—歌になれ

もう足りている未完成のままで