歌詞

裏通りのカフェで

見つけた知らない横顔

アプリ越しじゃ足りない

熱が喉を焼くのよ

昼間はモラルをかぶって

夜だけ化粧を落とす

誰も踏み込めない

二人のアンダーライン

曖昧に笑うたび

私の影が伸びてく

嫉妬はブルーより濃い

黒に近い色

裏窓ロマンス　鍵は捨てた

覗くたびに深く沈む

秘密のパスワードは

あなたの体温で溶かす

明るいビートに隠した

泣きたい夜のノイズ

嘘も真実も

全部まとめて呑み込むの

既読がつくまでの

一分が永遠みたい

スクリーンの中の私が

泣いてるように見えた

帰れない場所にいても

帰したくはないのよ

正しい愛じゃなくても

本物より眩しい

指先が触れたら

世界が音を消す

その沈黙こそ

私の救い

裏窓ロマンス　声は低く

吐き出すたびに酔いしれる

嫉妬の刃を磨いて

あなたの嘘を切り取る

明るい笑顔の奥には

物悲しさの影

甘く危ない

ブルース色の恋

愛を測るメジャーなんて

この世にいらない

重すぎるくらいで

ちょうどいいの

裏窓ロマンス　鍵は捨てた

覗くたびに深く沈む

運命も理性も

裸足で踊らせるの

明るいビートに溶けた

泣きたい夜のノイズ

嘘も真実も

全部まとめて呑み込むの