歌詞

秋桜 涼風 静寂を染め上げ

宵を待つ 私を連れ去る月よ

これは恋、募れど 口には出来ない

偲ぶ恋 闇夜を見上げる私

何度散って 好意を食い縛って 不安溜まった心の穴

どんな風に普通装って どうか伝わらないように

後悔ばっか 阻まれて 途切れた道の先で

色付く花

響け 響け 美しくあれ 闇を散らし 揺らせ　君は私、彩る光 夜に怯えている

時は可惜夜 夢と紛うほどに

踊れ 踊れ 花吹雪くまで 君に見蕩れている

風吹けば清らな水面に波立つ

慎ましや 紅葉々 漂う心

ぱっと咲いて ひらっと散っていった 覆水は返らず

いたいいたいと投げ捨てた あの日を夢に見る

凪いでしまう音だってきっと 絶ってしまった好意だってきっと

君となら

踊れ 踊れ 美しくあれ 闇を散らし 揺らせ

頬に落ちる恋染の花 夜が続いていく

宵は朧夜 月に陰がかかる

騒げ 騒げ よもやま紅葉 君が笑っている

走れ 走れ 君に届くまで まだ私、間に合う？

響け 響け 夜が遠のいてく

好きよ貴方 瞳が眩むほど もっと紅く染めて

燃えて 燃えて 恋の火の花 袖に少し触れた

響け 響け 美しくあれ 闇を散らし 揺らせ

君にぽつり 呟いてみる 「月が綺麗ですね」

時は可惜夜 夢と紛うほどに

踊れ 踊れ 花吹雪け 今、恋が溢れている