歌詞

欲しい物ならもう沢山だ一度も手にした事ないが

演者気質は染み付いた侭中の人はいないのだけど

自称人畜無害面皮は厚い生き残りはいつも口八丁

浮かぶ漂流記取り付く島と残機はやがて底を尽く

超人に今訊く螢惑は誰の眼を焼いた？中毒症者は

何処へやら去りし足跡などないいないいない！！

空を知って陽を嫌って虚構の冥海に没入する僕は

とどのつまり抜け殻、燃やす術も知らない我楽多

泡を食って奇を衒って狼狽えたってもう遅い是は

僕が編んだ物語もう誰にも終わらす事はできない

白黒測れず悩み悩んで四六時中ずっと戸を叩いて

しどろもどろに蠢いて静かに舟が過ぎるの待った

賢人に今問う敬虔は主の画のためか？衒学癖者は

どうした、そいつは血を抜かれまっさかさま！！

声を断って機を逃して無想の泥海に没入する僕は

見つけだして抜け穴、変わることない元の木阿弥

肌を縫って身を削って悶えたってもう遅い此れは

僕が選んだ物語もう誰にも負わす充てなんてない

影から影へと彷徨い流れて行き付く先に解はない

海を知って己を嘆いて其以後先はどう生きる僕は

言わずもがな堕落者人知れず朽ちてゆく沙羅双樹

空を知って陽を嫌って虚構の冥海に没入する僕は

とどのつまり抜け殻、触れる事すらできぬ我が儘

我を飾って他を騙って悔やんだってもう遅い是は

僕が編んだ物語もう誰にも終わらす事はできない

これは未だ始まりに過ぎない　終わらせられない