Lyric

夜が明けるまで遠くない

陽が出でるまであと一歩

右手を温めながら暈を見ていた

夜が明けるまで遠くない

陽が出でるまであと一歩

歩いても行けないような　夢の話

夜が明けるまで遠くない

灯が消えるまであと一歩

翳りも知らないノートに

音を描いていた

夜が明けるまで遠くない

灯が消えるまであと一歩

帰らない日はどうしたら

また見えるんだろう

まだこれも言えないきっと

いまだ出せないならいっそ

誰も傷つけないまんま

閉まってしまった

君がいないとしたら

虛ろいの生きる世界では

ドアが開くまで　言おうとしない

君のその声も

消せない創痕なら

抱いて眠るしかないでしょう

遠くまで転がっているつもりかい

月が出るまで遠くない

今生けるまであと一歩

焦がれても聞けないような

声を聞いていた

月が出るまで遠くない

今生けるまであと一歩

暁も知らないような　淡い指切り

眠らないようにちゃんと

傷がつかないようにそっと

声もままならないまま

唄ってしまった

君がいないどうしたら

消えちゃう前にぎゅっとしてれば

夜が明けるまで遠くない

消せないその声も

君がいないとしたら

今を生きるしかないでしょう

遠くまで転がって行く

都合いいかい

夜が明けるまで遠くない

灯が消えるまであと一歩

時間と追いかけっこなら　昨日の話

夜が明けるまで遠くない

陽が出でるまで語り合えたら

消えない言葉で　音を描いた