Lyric

光が揺れて　鼓動だけが先に走る

声にならない願いが

胸の奥　騒いでた

選ばれたくて走ってた

だけど名前は呼ばれない

誰かの正解をなぞっても

心が置いてきぼりだった

濁った視線の中で

まっすぐ見ることが

一番こわくて　一番したかった

どう見えるかよりも

どう生きたいか

それだけを　信じたくて

引き金じゃなくて　心で動く

誰かの合図を待たなくても

間違いだらけのこの世界で

本音だけが　武器になる

壊さなくても　届く場所が

いつかここに　あるとしたら

今の自分で　踏み出してみたい

迷うことも　恥じゃない

止まることも　逃げじゃない

誰かの目じゃ測れない

この一歩に意味がある

割り切れない夜に

少しだけ泣けた日が

明日の答えを照らしてくれる気がした

変われなかった昨日も

変わろうとした今日も

ちゃんとこの胸に　残ってる

引き金じゃなくて　感情のまま

声にならないものに触れたくて

嘘も不安も連れて歩いて

それでもまだ　信じてみたい

誰のものでもない鼓動が

確かにここに　鳴っているなら

この瞬間が　すべての始まり

ぶつかって　こぼれて

それでも消えなかった想いが

まだ　生きている

引き金じゃなくて　願いのかたち

無理に強くならなくても

傷つきながら見た景色を

忘れないで　進んでいたい

間違ってても　遠回りでも

誰かと比べない速さで

いつか　たどり着けたらいい