歌詞

色は匂へど

散りぬるを

嗚呼

儚く燃ゆる煌炎

この手を絡ませて超越

燃え尽きた花の色が

蘇る万葉の不思議

嗚呼

華やか花嵐の中で

触れる一葉の刹那

運否天賦 天の思し召し

はしゃげやはしゃげ 気運を占う

どんな儚い時の中でも

君を見つめてるよ

鮮やか彩られた生

この虚無の中で

唄え花唄

花の舞う空に

この愛を乗せて

唄え 唄え 

儚く散り行く花びら

彩色華美 味わえ

君を求めて

紅 咲くの

(この一時)

はらり美しく散っても

色は匂へど

はらはらはら

散りぬるを

嗚呼

目醒めた柿の花が

優しく包み込む気品

行方探して

君フラフラ惑う

嗚呼

約束したの少年少女

心は粋 あの日のままで

ふわりふわり 掴めない絹

君の姿隠して

この心 君が覗く程に

揺れるの

ざわめく衝動

何処か聞こえる

懐かしい二人の花唄

醒めることの無い

夢の中へ

唄え 唄え 

高く木霊する唄

微睡む空

一葉の花びら

紅の中に

(淡く浮かんだ)

頬染める彩色

彩やか舞え空に

はらはら

ひらひら

入り乱れて乱舞

色は匂へど

巡る季節の中

そっと触れたの君へと

すれ違った甘い一時

この気持ちは何と呼ぼうか？

君のこと何と呼ぼうか？

体中を駆け巡る

僕らを呼ぶ声

嗚呼

花の舞う空に

この愛を乗せて

唄え 唄え 

儚く散り行く花びら

彩色華美 味わえ

君を求めて

紅 咲くの

(この一時)

はらり美しく散っても

色は匂へど

はらはらはら

散りぬるを

嗚呼