歌詞

一番キツい近道と

遠回りだけどなだらかな道

君はどっちがいい？

そう尋ねると

そのどちらでもない

ヘンテコなルートを

見つけては楽しむ君だった

間違えて　引き返して

時には気まぐれに任せながら

春は君が落としてった忘れ物

風に誘われて 来た道を辿るよ

梅の花びらに口づけをしたあの庭で

君の愛しい横顔がほら笑ってるよ

東京育ちのせいか

君は歩くのが速かったね

それも追い越すほど

あの頃の僕は急いでた

回り道の楽しさも

今だったらわかるのにな

どうしてあの時あんなに

君を傷つけたんだろう

がむしゃらに手を伸ばして

だけど大事なことはいつも

君だけが教えてくれた

蓋をあければ人生は

一番キツい遠回り道だ

近道なんてさどこにもない

でも君となら楽しいだろうな

君となら最後まで　きっとずっと

春は君が落としてった忘れ物

ヒバリの声が　また知らせにきたよ

君のいく先々で出会えた素敵な空が

今でも君の温もりを届けてくれるよ