歌詞

君がいなくなった日から

僕の部屋は少しだけ狭い

お気に入りだったあのソファも

今は　物干し台のようさ

君がいなくなった日から

僕の部屋なのに居場所がない

君に電話をかけようかと

つい伸ばした手を引っ込めた

新しい彼とはどうなの？

背が高くてスーツが似合う

きっと笑顔も眩しい人だね

そうさ僕なんかもう眼中にない

悪者になりたい

映画みたいにカッコよく

去り際にタバコくわえて

背を向けたらもう振り返らない

悪者になりたい

泣きつくつもりもないけれど

でもさ　 夢の中くらい

主役でいたいよ

君のSNSなんて見ない

…見てるけど　これは習慣さ

新しい恋人との写真

あぁ　なぜか「いいね」しちゃった

君が幸せになれるなら

ずっと幸せでいるのなら

僕は僕で　行くしかないさと

自分に言い聞かせ歩いていくのか

悪者になりたい

君の記憶に残るなら

ダメ彼氏のレッテルだって

なんだっていいから忘れないで

悪者になりたい

強がりだけが武器だけれど

でもさ　本当の僕の顔を

いつか笑ってくれ

白黒映画のヒーローみたいに

最後に少しだけ美しい

君の思い出の片隅でいい

ああ　僕を覚えていて

悪者になりたい

君が笑ってくれるなら

「最悪な奴だったよ」ってさ

誰かに話すそんな時くらい

悪者になりたい

強がりだけが武器だけれど

でもさ　夢の中くらい

彼氏でいたいよ

悪者　悪者　悪者になりたい

悪者　悪者　悪者になりたい

悪者　悪者　悪者になりたいけれど

でもさ　やっぱり僕は

悪者にはなれない