Lyric

瞳を閉じてただ君を想った

泡沫の夢、醒めないように

いつまでも

<♪>

出逢いの奇跡は

僕らを引き寄せて

セピア色の日々に

彩りを与える

寒空の下でも

暖めあえる

そこに確かな

温もりを感じた

あどけない君の笑顔が

見たくてつい

柄にもなく

おどけてみせたり

温もりを感じる

微笑みが見たくて

不器用に

はしゃいでみせたり

瞳を閉じてただ君を想った

泡沫の夢、醒めないように

奇跡は一時の幻を見せた

そして何事も

無かったかのように

消え去っていくんだ

日々を重ねるたび、

少しずつズレていく

ふたりの歩幅

そして心の距離

愛していた日々は

決して嘘ではなくても

どんどんと距離が

遠ざかっていくんだ

翳っていく

君の笑顔を取り戻そう

だけどそのために僕は

どうすればいい？

もう一度温もりを

取り戻したいのに

その術を僕は知らないんだ

「大事な話があるの」

と君が言った

どうしようもなく

ザワつく胸の鼓動

どこかで自分でも

気付いてたんだ

時計は止まり、

拭いきれないくらい

錆び付いてしまったと

<♪>

涙が溢れ、景色が滲んだ

夢は終わり、セピア色の日々に帰る

瞳を閉じてただ君を想った

そこに見えて広がる

景色はきっと

いつまでも

彩りを称えているんだろう

昨日のことの

ように思い出せるのに

戻れない日々を