Folie à deux Front Cover

Lyric

Folie à deux

two mie

深いピアノの音がしていた

あぁ君といる間ずっとだ

あの夕映え沈む水槽の街で

僕らは夢を見ていた

深い海の底みたいだ

腹抱えて笑えた

2人して寝不足気だるい午後のクロックイン

あの光る海を渡って

夢を見たんだよ

日溜まりと古い廃校舎の窓には

生まれる前の僕ら

ずっと生きてきたんだよこんなに苦しいまま

あぁきっと君の中に僕の心臓があって

いつか青いカーテンが揺れていた部屋の底へ

二人 光る海原を見ていた

夢の中へ

水底を映した幻燈

月の照らす海

二人波に浚われてく綺麗だ

錠剤を飲んで まどろむ君

あの安らぎをまだ覚えてる

あぁあのオリオンを裂いて光って

君の目に震える宇宙を

世界に2人だけの 孤独な夜道の探検も

どこかで見たことあるような

そうどこかずっと懐かしくて

胸が痛いほど

ねぇ大好きだよ

生まれてくる前からずっと

これはそう、前世の記憶

君にも視えていたらいいな

生きている自分をどうしても許せない僕は

それでも君と生きたいと願う

この矛盾と脆弱とを許して お願い

あぁいつか夢の中へ

生まれ変わった後も

ねえ隣にいてね

ずっと生きてきたんだよこんなに苦しいまま

あぁきっと君の中に僕の心臓があって

いつか青いカーテンが揺れていた部屋の底へ

もう二度と離れたくないんだ!

ずっと過ぎていくばっかで二度と戻れなくても

あぁきっと陽だまりで眠る猫になろうね

いつか水底に差す光の中、手を繋いだ

二人、目も開かないほどの夕映え

沈む水槽の街で僕らは

同じ夢を見ていた

深いピアノの音がしていた

今でも

  • Lyricist

    two mie

  • Composer

    two mie

  • Producer

    two mie

  • Vocals

    two mie

  • Piano

    two mie

Folie à deux Front Cover

Listen to Folie à deux by two mie

Streaming / Download

  • ⚫︎

    Folie à deux

    two mie

Artist Profile

  • two mie

    日本各地を転々としながら音楽制作を行うシンガーソングライター。ポップでありながら切ないメロディーに、抒情的かつ文学的な歌詞を乗せ歌う。作品全体に漂う淡い「自死」への希求が夏の終わりを連想させる、アルバム『LAST SUMMER』をリリース。

    Artist page


    two mieの他のリリース
"