歌詞

あの子は知っている 独りの隙間を

あの子は知っている ふたりの孤独を

あの子は知っている 寒さの刺激を

あの子は知っている スカートの空気を

夕暮れ時刻にゆらゆらと

電車に乗って駄弁ってる

あの子は知っている 真っ赫な瞬間を

あの子は知っている 真夏の光を

あの子は知っている 皓のひとときを

あの子は知っている 涕の匂いを

ひとりぽっちの瞬間に

あの子は得意げに笑った

俺はその瞬間に

映り込むギンギラ 真っ只中！！

あの子は知っている ロックのレコードを

あの子は知っている ドーナツの穴を

あの子は知っている バッグのファスナーを

あの子は知っている 下校のチャイムを

駅のホームで学友と

ふざけ合ったり 僻んだり

これもまた青春と

つぶやいてまた夏になる

映り込むギンギラ 真っ只中！！ ※絶唱

あの子は知っていた 俺の心を

あの子は知っていた 二人の関係を

あの子は知っている 黄色の季節を

あの子は知っている 君との衝動を

私はまだ泣かない 私を見ないで

ふたりの瞬間にあの子はトンでいた

それもまた 炭酸水の泡となり

独りげに進むあの子のとなり