歌詞

Midnight Special

それじゃ深呼吸しよう　目の前の光景が

死神のようで　福音のようだ

一時停止の魅力は　考える時間が

ないはずなのに　あると思うこと

君とフェアバンクスのオーロラを見た

その一瞬だけ水に溶け

四次元空間を自由に水平飛行した

空気の塵に存在を見た

月の石ははるばる大気圏飛び越えて　金を稼いでる

もしも彼に自意識が　あれば文句のひとつふたつ

言ってやるはずなのに口がないんだよ

Midnight Special乗り継ぎ　テセウスの船を漕ぐ

バミューダの三角もダクトテープで大丈夫！

Midnight Special汽笛を　鳴らして恐れている

ほら冗談で済ませよう

炭素測定を駆使して僕を見つけて

ラスコー洞窟のメッセージ　はたして僕らに

伝えたいことはないんじゃないか

4000年前の王様を暖炉にくべて

罪悪感を財布にしまう

緻密に練り上げた設定に伏線絡ませ　花燃えんと欲す

そこで正義の検閲　看みす又過ぐことなく

何れの日か異端審問の中

Midnight Special飛び乗り　今だけを信じよう

バニシングポイントに思い思いの十字架を

Midnight Specialどこでも　僕の知らない場所へ

ほら情報が古いから

欺瞞を好むやり方で世界を繋ぐ

ディティールにこだわれば

レリーフはいつまでも

浮き彫りにならぬままベールの中で

Midnight Special乗り込む　乗らざるを得なくって

謳われる以上の価値を持った存在へ

Midnight Specialこんなの

わかってたまったもんじゃない

一時停止で考えさせてよ