牙と灯りのジャケット写真

歌詞

牙と灯り

DG5

静かな朝が

私の名前を呼ぶ

終わりじゃなかった

ここから始まる物語

牙を研いだ夜も

静かに眠った朝も

どちらも私だったと

今なら素直に言える

傷だらけの心さえ

生き抜いた証だから

消したい過去じゃなく

明日を照らす炎になる

消そうとしていた頃は

自分を半分失っていた

モンスターも優しさも

同じ心から生まれていた

痛みを知ったから

人の涙が見える

壊れた昨日さえ

未来へ続く道になる

分けなくていい

選ばなくていい

全部抱きしめて

歩いていけばいい

遠くに小さな灯りが見える

知らない道の先に見える

牙も涙も連れたまま

未来へ向かって歩き出す

壊れそうだった夜を越えて

私は今日を生きている

あの日の私へ伝えたい

「もう大丈夫」と

誰も知らない街の片隅

新しい景色が広がる

棘のある薔薇を育てながら

少しずつ笑顔を思い出す

怖かった未来は

もう怖くない

歩いた分だけ

光は近づいてくる

裏切られた夜

怒りで眠れない夜

涙を隠して歩いた帰り道

全部無駄じゃなかった

倒れた数だけ

強さを知った

失った数だけ

優しさを知った

私は負けない

もう逃げない

この命で

未来を書き換える

昨日はもう

私を縛れない

傷跡は

弱さじゃない

何度でも立ち上がる

そのたびに

私は私を好きになっていく

遠くに大きな光が見える

夢見た景色がそこにある

牙も涙も誇りに変えて

未来へ向かって走り出す

どん底だったあの日があるから

今日という奇跡が輝いている

この命は

まだ終わらない

私は生きる

私は歌う

私は笑う

私は愛する

この声が枯れる日まで

希望を歌い続ける

あの日の涙は

誰かを照らす光になる

そして

私は

誰かの灯りになる

静かな朝が

もう一度

私の名前を呼ぶ

新しい物語は

ここから始まる

  • 作詞者

    D:RISE

  • 作曲者

    D:RISE

  • プロデューサー

    D:RISE

  • ボーカル

    DG5

牙と灯りのジャケット写真

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『牙と灯り』は、傷つき、裏切られ、すべてを失った一人の人間が、自分の中にある「牙」と「灯り」の両方を受け入れ、新しい未来へ歩き出すまでを描いたコンセプトアルバムです。

「牙」は、怒り、悔しさ、生き抜くための強さの象徴。
「灯り」は、希望、愛、優しさ、そして未来を照らす光の象徴。

人は傷ついたとき、優しさだけでは前に進めないことがあります。
だからこそ、自分を守るための牙も必要です。
しかし、牙だけでは孤独になってしまいます。
その先へ進むためには、小さくても消えない灯りが必要でした。

アルバムは、喪失、裏切り、葛藤、怒り、自己受容、そして再生という物語を一本の映画のように描きます。

主人公は、自分の中の「モンスター」を否定することをやめます。
牙を消すのではなく、優しさと共に生きることを選びます。

最後にたどり着くのは、過去を忘れることではありません。
傷跡を抱えたまま、それでも前を向いて歩くという答えです。

『牙と灯り』は、どん底を経験した人へ贈る物語です。

暗闇の中でも、灯りは必ず見つかる。

そして、その灯りは、いつか誰かを照らす光になる。

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