ひよりのジャケット写真

歌詞

ひより

西霧

そよぎ吹き抜けた手のひら撫ぜる風

瞼降ろす度にフィルムは霧がかる

やがて誰しもが君を忘れてゆく

取り残されてゆく夏の日

錆びた目を抱いて今日も絵を描いた

律の調べへと意味を捧げたい

先ゆく君は言った

「一言で人生を語られたくはないからさ」

今日を数えてゆくように

刹那飾ってゆくように

まだ息の仕方も君の真似ばっかさ

窓に座った君の背に身を重ねて

たわいない話をしよう

明日の話をしよう

君の命伝う愛おしい落描きは

意図や虚像で塗られ歪め消費され尽くす

血と心を注いだ思い容れの価値さえも

踏み躙られてゆくのかな

今日が終わってゆくように

季節に倣ってゆくように

まだ息が続くような気がしていたんだ

窓に座った君の背に身を預けて

昨日に思い馳せよう

付加価値だと言うんだ

君がもういない事が

なんだか遣る瀬なくなるな

今日を数えてゆくように

刹那飾ってゆくように

まだ息の行方もわかんないまんまさ

窓に座った君の背に身を任せて

最後の絵を届けよう

私は此処にいるよ

  • 作詞

    西霧志季

  • 作曲

    西霧志季

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アーティスト情報

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