歌詞

6月の月は刹那

生温い風の吹くまま

すれ違い 睨みつけた

感情は橋の下へ

握りしめた設計図

(奥の奥)

変わらない想い馳せる

(明日)

この目と耳 塞ぐもの

(全部捨てろ)

群衆の中 駆け出して

潜り抜ける 潜り抜ける

海の中 気にも留めず 唾を吐く

振り向かず 振り向かず

雑音に 背を向けて 唾を吐く

そうさ 興味なんてない

そうさ 誰も追いつけやしない

6月の雨は永遠

傘越しの景色が滲む

雨音は悲鳴 隠せず

彼らは橋の下へ

握りしめたハンドル

(離さない)

変わらない景色

(変えるさ)

この手と足　奪うもの

(全部捨てろ)

群衆の中 駆け出した

潜り抜ける 潜り抜ける

雨の中 気にも留めず 唾を吐く

振り向かず 振り向かず

誘惑に 背を向けて 唾を吐く

そうさ 興味なんてない

そうさ 誰も追いつけやしない

腹の中 抱える

頭の中 閉じ込める

ただ 曝け出すふりをする

こうして日々日々 すり減る

ただ従う 持久走に

はい 今すぐ 言う通り

気が狂う 身分証に

今こそ 潜り抜ける時

ただ 唾吐く 偽物に

この性 従うまま 自由帳に

記した様に 逃走劇

日々にただただ意味 与えるのみ

この想像 現実に

この衝動 旋律に

気づけば雨はどこかへ

乾いた風 頬 なぞって

ただ走る

潜り抜ける 潜り抜ける

海の中 気にも留めず 唾を吐く

振り向かず 振り向かず

雑音に 背を向けて 唾を吐く

そうさ 興味なんてない

そうさ 誰も追いつけやしない

潜り抜ける 潜り抜ける