

白んだ空の端に
ほどける月の影
眠れぬままの心
ひそかに揺れていた
水面を渡る風が
面影を連れてく
触れれば消えそうな
淡い声を残して
言葉にしないまま
こぼれたぬくもりが
胸の奥の静けさを
いまもそっと満たしてる
薄明にほどけてく
名前のないこの想い
水面に揺れる月のように
触れれば消えてしまいそう
白んでゆく空の下
面影だけを抱きしめて
言葉にならないままで
ただひそやかに残ってる
朝露に濡れたまま
咲けない花の影
ひとつひとつの息が
群青に溶けていく
さざ波みたいにいま
記憶だけ揺れている
まぶたの裏にまだ
淡いひかりが残る
呼べない名前ほど
静かに胸を打つ
消えずにいるぬくもりが
いまもそっと揺れている
薄明にほどけてく
名前のないこの想い
水面に揺れる月のように
触れれば消えてしまいそう
白んでゆく空の下
面影だけを抱きしめて
言葉にならないままで
ただひそやかに残ってる
うたかたの夢のよう
指先をすり抜けて
消えないままの気配だけ
朝の近くで揺れてた
薄明にほどけてく
名前のないこの想い
水面に揺れる月のように
触れれば消えてしまいそう
白んでゆく空の下
面影だけを抱きしめて
言葉にならないままで
ただひそやかに残ってる
薄明のその先で
やさしい光に変わるまで
この胸に眠る気配を
そっと抱いて歩いてく
- 作詞者
Himiki
- 作曲者
Himiki
- プロデューサー
Himiki
- ボーカル
Himiki

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薄明
Himiki
薄明 は、夜と朝のあわいに漂う静かな気配を描いた和風幻想ポップ。
透明感のある女性ボーカルと、やわらかなピアノ、空気を含んだシンセ、繊細な余白を活かしたアレンジによって、幻想的でありながら現代的なJ-Popとして美しくまとまった一曲です。
水面、月影、朝露、面影――そんな淡い情景を通して、名前のつかない想いや消えきらない気配を静かに映し出し、日本語の響きそのものの美しさを丁寧に浮かび上がらせています。
儚さとぬくもり、神秘とやさしさが溶け合う、洗練された和風ポップナンバーです。
アーティスト情報
Himiki
Himikiです。 歌を配信しています。 子ども向けの歌や、自分の経験から生まれた歌を歌っています。 一緒に口ずさんでもらえたらうれしいです。
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