歌詞

いつも同じ景色の中を

行ったり来たりするだけの

振り子になってんだ

間に合わないことばかりと

背を向け後ろに置いてきたんだ

先の先から時間を借りてきて

いつまでも返せないまま

若いとは何かも知らずに

いつの間にか後ろに遅れていくんだ

どこまで行ってもすり減らしてる

飛び出た角は丸くなる一方だ

磨かれて完璧になるはず

だがくすんでしょうがないんだ

いつかのどこかで誰かが

壊れてはみ出していく日常が

他人事ではなくなる前にさ

丸のそのまた中まで見てみるんだ

出した言葉

薄くて乾いた紙の上

染みて溶かしていく

愚痴をこぼしあうだけが仲間か

傷を舐め合うだけが友達か

血の繋がりだけが家族か

離れられない人が相棒か

歳をとることが正義か

受け入れることが美徳か

波にのまれる事は恥なのか

波を起こす事は恐いのか

何をすれば　何をすれば

それだけ感じて生きていたいのに

心の声はもうすでに

小さく聞こえなくなってしまったんだ

何をすれば　何をすれば

聞こえなくなってしまったとしても

湧きあがる音がすぐ近く

湧き上がる音がすぐ

こぼれそうになるほど

込み上げて止まらないんだ

こぼれそうになるほど

込み上げて止まらないや

たまに熱くなることがあるけど

時が経てば煙になるものだ

「そういえば」と引っ張り出しては

「良い思い出だった」で終わるんだ

今この時こそ誰もが

壊れてしまってもおかしくない

派手なことなどしたくはないけど

無視できるほど静かじゃないんだ

何をすれば　何をすれば

ただそれだけ感じて生きていたいのに

心の声はもうすでに

小さく聞こえなくなってしまったんだ

何をすれば　何をすれば

聞こえなくなってしまったとしても

湧きあがる音がすぐ近く

湧き上がる音がすぐ

こぼれそうになるほど

込み上げて止まらないんだ

こぼれそうになるほど

込み上げて止まらないや

こぼれそうになるほど

込み上げて止まらないんだ

こぼれそうになるほど

込み上げて止まらないや

（こぼれそうになるほど）

舞い狂う心熱を持って

込み上げる思いこぼさないで

（こぼれそうになるほど）

舞い狂う心熱を持って

込み上げる思いこぼさないで