夢栞録のジャケット写真

歌詞

余白

Lunacy

雨の音だけが残ってる

開いたままの頁の上

インクの縁で指先が冷たい

それだけ覚えている

書きかけの文字の跡が

どこにも繋がらないまま

挟んだ栞の重さだけが

少しずつずれていく

似た言葉を避けながら

白い行を空けていく

まだ触れないままの場所に

名前はつけなかった

書けば消えてしまうから

書けば嘘になるから

触れれば崩れてしまうから

触れれば遠くなるから

知らないままでいいと

君はそう言ったまま

それでも残っている

余白に滲んだ色

白いままのノートだけ

まだ机の上にある

「さよなら」の形だけが

少しだけ馴染んでいく

同じ窓を見ていたのに

違う景色が混ざっていた

閉じない頁の重さだけが

昨日よりも静かだった

改札の向こう側で

合図だけが通り過ぎる

届かない一行だけが

まだ消えずに残ってる

書けば消えてしまうから

書けば嘘になるから

触れれば崩れてしまうから

触れれば遠くなるから

知らないままでいいと

君はそう言ったまま

それでも残っている

余白に滲んだ色

同じ頁をめくっても

戻れない行ばかり

白のままでいたのは

終わりを避けるため

書けば消えてしまうから

書けば嘘になるから

触れれば崩れてしまうから

触れれば遠くなるから

知らないままでいいと

君はもう言わなくて

それでも残っている

余白に滲んだ色

そしてその白さに

名前をつけないまま

僕はようやく知った

それが余白だった

  • 作詞者

    Lunacy

  • 作曲者

    Lunacy

  • プロデューサー

    Lunacy

  • シンセサイザー

    Lunacy

夢栞録のジャケット写真

Lunacy の“余白”を

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夢の断片に栞を挟むように、音を記録していく。
ルーズなグルーヴと微細な編集が交差し、やがて記憶だけが静かに残る、オルタナティブJ-Pop。

アーティスト情報

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