

僕は君のこと好きだった
でも、
分かってた
全部、遅すぎたってこと
言葉が喉で渋滞して
小さな息が宙で凍る
まばたきの隙間に
君の背中が 遠ざかっていった
優しさの形を
いまだに知らないままで
触れたいと願うほど
指先が震えて動けなくなる
守りたくて
怖がって
逃げたのは
本当は──
僕のほうだった
遅すぎたって 知ってた
それでもまだ 間に合うって
どこかで信じてた
夜の底で
震える声で 君を呼んだのに
届かなくて
君は振り向かなくて
それが全部の答えだって
気づいてた
手に入れたものは
君がいないと
どれも意味をなくしていった
心が空っぽのまま
笑う口元だけが
嘘をついていくばかり
本当は 好きだった
本当に 大切だった
それなのに
怖くて
壊せなくて
臆病な僕は
ずるくて
「さよなら」にすり替えた
遅すぎたって 分かってた
でも言葉が間に合うなら
今でも 君を
この胸の真ん中で
守ってるって言いたかったよ
遅すぎたことも、分かってる
それでも 間に合うのなら
今でも
君を
やっぱり君を
この胸にとどめて
愛してるって言いたかった
今更だって、わかってるけど…
それだけだったのに
それすら言えなかった
あの時の
自分に──ずっと刺さってる
好きだった
好きだったんだ
──遅すぎたって、知ってた
なんて情けないんだ…
言えなかったけど
僕は君を愛してたんだよ
- 作詞者
しゅか / Room no.38
- 作曲者
しゅか / Room no.38
- プロデューサー
しゅか / Room no.38
- ギター
しゅか / Room no.38
- シンセサイザー
しゅか / Room no.38
- ピアノ
しゅか / Room no.38

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遅すぎたって知ってた
しゅか / Room no.38
アーティスト情報
しゅか / Room no.38
しゅか / Room no.38 です。 感情そのものではなく、 感情がどこで揺れ、どこで壊れ、どう歪んでいったのかを言葉にしています。 癒しや答えを用意することよりも、 触れたくない部分や曖昧な途中経過を、そのまま残す表現を大切にしています。 楽曲の形はバラード、EDM、HIPHOPなどに限定せず、 詩を起点に、必要な音を選んでいます。
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