歌詞

青い果実を真っ黒に染め上げてさ、

わざとらしい仕草で私のことを誘ってる

腐り落ちて滑り落ちてく、その時には

知らぬ存ぜぬで通すんでしょ？

甘い蜜で誘い出した焦燥する背中に忍び寄るため息

息が止まるその前に私の肌をかすってったあなたの声

その瞳を閉じて走り出すわたしを連れ去ってくの心だけ置き去りにして

もう1度ああもう一度せめてもの夢を見せてよ、嘲笑うそのカゲロウ。

すり抜けて

真っ黒に染まった果実はひび割れてさ

蠱惑的な笑みで私のことを撫でる

知らん振りして滑り落ちてく

涙も枯れて憎しみだけが香るわ

水底から見上げるあなたの後ろ姿は

酷く滑稽に見えたのはなぜなのかしら？

息が止まるその前に私の肌をかすってったあなたのスキャットマン！

その瞳を閉じて走り出すわたしを連れ去ってくの心だけ置き去りにして

もう1度ああもう一度せめてもの夢を見せてよ、嘲笑うそのカゲロウ。

すり抜けて