Lyric

最初は皆の中のただの一人で

いつしか自分の中のただ一人で

気づけば目で追ってた

気づかぬうちに心奪われてた

夜更けに滲むチャットの文字

笑う君を想う午前2時

片道切符の想いの旅路

交わらぬ現実叶わぬ恋路

触れられないのに感じた温もり

君を想うたび心が曇り

平気なフリして誤魔化すつもり

だけどまた今日も一人

笑い合って励まし合って

何気ない日々が “特別” に変わって

知らぬ間に君しか見えなくなって

やっと気づいたよ好きだって

心だけで繋がる距離

触れられないから余計に愛おしい

画面の中で揺れる名前

見るだけでまた苦しくなる

出会う順番がもし違ってたなら

逸らさずにまっすぐ見れたかな

二人の気持ちが同じだったなら

同じ未来を描けたのかな

名前を呼べるそんな日が来たら

どんな声で君は返したかな

“好き”さえ言えず胸にしまった

画面越し君を抱きしめてた

リアルじゃ届かぬ心の叫び

揺れ続けてる感情の波

何も言えずただ時が過ぎ

募る想いが静かに疼く日々

「ただの仲間」って言い聞かせて

でも君だけ違ってたって知ってて

戻れないとわかってても

文字を打つ指が止まらなくて

心だけで繋がる距離

触れられないから余計に愛おしい

画面の中で揺れる名前

見るだけでまた苦しくなる

出会う順番がもし違ってたなら

逸らさずにまっすぐ見れたかな

二人の気持ちが同じだったなら

同じ未来を描けたのかな

名前を呼べるそんな日が来たら

どんな声で君は返したかな

“好き”さえ言えず胸にしまった

画面越し君を抱きしめてた

言葉にできず飲み込んだ想い

選べぬ現実に背を向けた日々

「好き」さえ言えず胸にしまって

想いだけが君へと走ってた

巡り会うには遅すぎただけで

この胸の声はずっと真っ直ぐだった

語れずとも抱えたままで

君がいたから前を向けたんだ

出会う順番がもし違ってたなら

今ここで手を取っていたかな

未来も過去も全部投げ出して

君のもとへ駆け出してたかな

叶わぬ恋とわかってたのに

惹かれたことに嘘はなかった

後悔なんて一つもないよ

好きになって良かったと思うよ