Lyric

いつか全部消えてしまうのに

大切に抱えたもののために

生み出した犠牲の価値を問う

解らないまま全て失くす

頑張らなくていいよと言う人に

自分の足音だけ残して

頑張れないことが辛いんだと

何度も夜に隠すんだ

いつか終わることを知ってても

忘れられることが怖いから

残し方も知らないままだよ どうか

うた うた うたうよ

ありふれた顔で笑うような毎日には

疲れたよ

こんな夜にはさ

代え難いものを探して

あてもなく彷徨うのさ

嫌いなものだけを無くしたら

幸せになれると思っていた

好きなものの中から順に

嫌いなものが出て行った

いつか失くすことを恐れても

手にすること諦めなかった

これらの価値はどうするんだよ

ねえ

ほら ほら 言っただろう

全てのものには

存在する価値があるもんだと

それなら僕はこれまでの日々に

どんな価値をつけてもらえるのか

善悪の基準はもう大衆に流れ着き

勝ち取ったものなど己にはないけど

いつだって包んでる

変わる替わる刃渡りは

僕の胸を穿いて 痛いけれど

歌 唄 うたうよ

こんな僕でも生きた価値を

つけてもらえるかな

いや いや 本当はあなたに認めて

欲しかっただけかもしれないけど

いつか全部消えてしまうから

大切にしたって意味はないかも

生み出した犠牲に価値はない

解っていても全て失くすから