歌詞

寂しい知らせが届くたび

思い出す人がいる

文字だけのやり取りさえ

いつしか途絶えて

忙しいだろうと

急ぐわけじゃないからと

後回しにしていたまま

季節は流れた

忘れないあなたのこと

あの頃の僕が

今の僕になるために

必要だったから

会いにいくよ

遠い街だっていくよ

そこであなたが

暮らしているなら

思い出話と

これからのことも少し

話せるね

顔見れば

あの頃と同じように

いろんなことあったね

二人にも　この国にも

やり直しのできない過去

そして今を受け入れて

人生の景色は

マラソンに似ているという

横を見れば

顔ぶれは

少しづつ変わってた

違うのは　ひとりづつ

用意されている

ゴールテープ切るその日は

誰にも決められない

会いにいくよ

遠い街だっていくよ

そこであなたが

暮らしているなら

駆け抜けた季節と

辛かったことも少し

話せるね

そう今なら

笑いながら

少し自慢げに

虚しく映るんだ

儀式やしきたりが

写真の中

微笑むあなたと

何ができるというのだろう

会いにいくよ

遠い街だっていくよ

そこであなたが

生きているのなら

思い出話と

これからのことも少し

話そうよ

選んだ花束は

はにかんだ

その笑顔で

受け取って

欲しいから