肌のジャケット写真

歌詞

folie a deux?

ENJU (allen sakamoto)

気怠い欠伸

空いてるウイスキー

揺れるカーテンの綻び

開きっ放しの窓から差す陽射し

望まぬ日曜日

甘えたがりなその指

望み通りに火遊び

昨日の夜に置いていった

ピンキーリングの意味はまやかし

独白 毒を吐く

どっちつかずそのまま

噤んだ言葉の数々に耳を貸す

ラストシーンはきっと

明日の死骸がお似合いだろうな

白線の外側に見る

剥製の自分がちらつく

一歩踏み出す

ため息と消えるニュース

宛のない復讐

帰る理由にする

あらゆる名ばかりの光より

佇むだけの白い闇を知りたい

どこか遠くへ 手の鳴らない方へ

朝になる前に誰かになって

何食わぬ顔で息をするけど

生き足りたなんて嘘を

優しく剥がしてくれる夜に甘えている

愛より花より肌が欲しい

その目が寂しそうだから虚しい

指のこと 唇のこと

シーツの音と遠くなっていく本当

もっと最もな嘘に翻弄されて

ありふれて

傷付いてはじめて気が付いて

知って

でもきっと忘れて

また繰り返して

容易く選ぶ世界の最期に

優しく間違う夢のあとに

いつも見ている いつも似ている

朝になる前に誰かになって

何食わぬ顔で息をするけど

生き足りたなんて嘘を

優しく剥がしてくれる夜に甘えている

どうか終わりのはじまりまで

いつか手を離すその日まで

死に足りないのって嘘で優しく騙して

暮れる恋に揺られている

  • 作詞

    ENJU (allen sakamoto)

  • 作曲

    ENJU (allen sakamoto)

肌のジャケット写真

ENJU (allen sakamoto) の“folie a deux?”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"