孤独の音色のジャケット写真

歌詞

孤独の音色

あそ, 可不

吐いた僕の心の

浮かぶ影ひとつ

不確かで汚れた世界に

区別できなくて

もしも僕が王者なら

言葉も全部買い占めて

期待とか疑うことも

しなくていいのかな

陰る草に誘うは花の香

揺らす波に伝う

まばたく音を手渡して、ただ

心を伝えてわかり合うのが僕らなら

言葉に価値などあるのだろうか

熱が、音が

踏み鳴らしたこの鼓動が

悲しみも愛も憂鬱も描き出す

この空気は僕の手足のその先の

届かぬ写像もなぞるから

ああ、君の声じゃ

形までは見えなくて

喉のその奥の

例えば、凪いだ湖の底

包むすべての粒が

僕を透過するならば

生きる裏に隠した孤独が

嘘も偽りもない僕だから

たかが言葉なんだ、

この詩も

取り繕えない瞬間が

音で満たした空間が

曖昧な僕の存在を

唯ひとつ形作るから

三次元では足りないんだ

微分した僕の小さな欠片

刻んだ世界の隙間を通過して

君にもどうか届くだろう

  • 作詞

    あそ

  • 作曲

    あそ

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孤独の音色

あそ, 可不

  • ⚫︎

    孤独の音色

    あそ, 可不

思ってもいない言葉というものが、あまりに世に溢れている。僕の心から吐き出したほんとうの言葉も、この世界の中では偽りと区別できないのだ。

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