Lyric

これからどこへ行こう 君はもう許された

明日から何をしよう 黙り込んでる 鏡の僕

とりあえず外に出よう 雨上がりの白い空気

川まで歩いてみよう 話し合える 心の中

目を閉じて 塗り潰された白い部屋を眺める

この世には悪魔さえ居なくなった 今を生きる

君からもらう手紙を読み直して しまい込んだ

身体から漏れた声で 霧雨が降る 光の中

ここから歩いた場所を思い出して また忘れた

背中で動く何かを確かめている 二人がいて

目が覚めて 振り落とされた黒い粒を見つける

あの世には地獄さえ見なくなった

ここから何を見よう 丘を越えて谷も抜けた

すりむいた腕の傷も忘れかけてる 記憶の中

君の書いたセリフを他の誰も 奪われない

離れたところにいても電話をかける 歩きながら

目を閉じて 塗り潰された白い部屋を眺める

この世には悪魔さえ居なくなった 今を生きる

君は立てかけた服を置いたままで 歩き出した

振り返る時の言葉まだ何も無い 芝生の上

悪魔が僕の肩を掠めながら 通り過ぎた

真昼の風が吹き抜け 夢の中にも居場所がない

目が覚めて 振り落とされた黒い粒を見つける

あの世には地獄さえ見なくなった