Lyric

右翼はヒッター　左翼もヒッター

中堅・強肩・野犬に任せて

党首はおいらで保守が構えて

ドリームチームの出来上がり　「大」

「ファーストクラスに乗りたいなあ」

「まあ急かんとゆっくり行きましょや」

サードコンタクト阻止できず

俺、ショートの娘よりもボブが好き

嗚呼　夜を呑む

簡単に宵を知る

泣きたくなって

俺は朝を啜る

地方出身者のジレンマ

大きなお世話かも知れんが

お初の相手　バレー部の先輩

お陰でチームは三十連敗

どいつもこいつもあほんだら

裏切った奴から左様なら

去り際　赤い靴が脱げて

あいつは「ごめん」と俯いた

嗚呼　絵を描きたい

初恋のおさげ髪

腹を空かせて

筆を構えている

そろそろ正々堂々と

出窓に花でも飾りたいな

そろそろ正々堂々と

子供に夢でも騙りたいな

そろそろ正々堂々と

大人に愛でも談りたいな

そろそろ正々堂々と

誰か俺にかたってくれないかな

そろそろ白昼堂々と

あの娘と路上で接吻したいな

んで知られて撮られて見つかって

大スクープです　法螺　週刊誌

いつか子供に見られてさ

「パパとママ、ラブラブだね」って言われた日にゃ

顔赤くしてあっかんべ

ニュースなんてそのくらいでいいのさ

「真面目にやってよ」

「ヤッてるよ？」

一、二、三、四、五、六、七、八

苦渋の決断　「ねえ起きて」

「出不精な俺とデートして」

赤く照れてる

日々が入りだす

朝を騙して

俺は眠りにつく