茶番劇のジャケット写真

歌詞

翡翠が鳴く候に

如月ましろ

人里離れた村落 翡翠が鳴く 悲しげに泣く 事件性は無く

祭りは唯粛々と 夕立がやむ 人間が病む 後悔を編む

夏の葬列 君は無邪気な顔で 夢を殺しただけです

蝉時雨だけ ここに ここにあるのに 聞こえないふりなのです

どうか許して ここが現世ならば 君の姿は見える

夏の亡霊 君のいたあの夏は もう戻らないのかな

祭りの後の 何も 何もない夜 保護区域から出れない

蝉の抜け殻 みたい この幽世が 閉ざされるまで生きよう

誰か助けて 君は僕を殺すの? 手には刃物を持って

閉じ込められた夏に 君は笑って もう終わりだよなんて

夕立は鳴く ひどく煩い音で 僕の遺体を濡らす

オヤシロ様は 呪う 不気味なサイレン 君の笑顔がキモイ

誰も知らない 蟲毒 蝉が泣き止む 三十二日前に

君は笑顔で さらば 繰り返すなよ これで最後だまたね

  • 作詞

    如月ましろ

  • 作曲

    如月ましろ

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毒のある歌詞と音割れサウンドで中毒者を増やしつつある「如月ましろ」の3rd album

アーティスト情報

  • 如月ましろ

    北海道札幌市在住。2011年に中学生の時に不登校になりボーカロイドの音楽と出会い、作曲を始める。インダストリアル、マスロック、パンクを基調にした楽曲を製作しているが、制作している楽曲のすべてにベースが存在せず、ギター、ドラム、ボーカルの構成になっている。また、基本的に3コードで、メロディのスケールが曖昧な楽曲が多い。全ての楽曲が過度なディストーションにより音割れしている。不穏だがどこか可愛い世界観の歌詞を得意とし、過激な表現を用いる歌詞も多い。

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LUCY LOVE records

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