ヒミツのパラソル

夏の強い日差しの下、みんながはしゃぐビーチの片隅。
パラソルの影にふたり並んで座るその時間だけが、特別だった。
手が触れそうで触れない距離、笑いながら誤魔化した気持ち、
伝えたくても伝えられない「好き」が胸の奥で揺れている。
『ヒミツのパラソル』は、
友達以上にはなれない関係のもどかしさと、
心の中にそっとしまった恋心を描いた、
静かで切ない真夏の片想いソング。
あのパラソルの下だけが、私の本音を知っている。