歌詞
Angel in Hell
GOMESS, 相谷レイナ, Mvria
ねえ狂ってなんかいないわ
そう言う君の瞳は綺麗で
狂っているみたいだった
君が死んだのは僕が殺したから
どうしてたった独り
君だけが地獄に
神話になれたらよかった
あの日々が詩になるならいつか
不安の種を孕んだ猜疑心も天に
昇りゆきやがて雨を降らす物語
明日の光を信じられない
闇雲の中を揺蕩う二人
逸れることを恐れて手を繋ぎ
二度と離れないようにと呪い
もう遅いんだよ
無邪気に切ったシャッター
映り込んだ見憶えのない笑顔と僕は
隣にいて
でもどうして
君は誰?
あゝまたその目
この世の終わりに似ているね
鐘は鳴らずとも夜は必ず
全てを時が別つ
だからもうよそう
罪と同情
嘘の表情
馬鹿な妄想
めくるめく意識は窓なのだとして
魂が走るこの道の果てに来て
後ろを振り返っても轍など見えず
君の伸びた睫毛にも
気がつかないんだって
普通の顔で言って
世界を恨んだ
普通の声で言って
君を見つめた
ねえ笑わないで聞いて
怒って
Last day
冷めてく愛が
氷点下を超えた夜のことを
話してもいい?
世界が終わるみたいな錯覚が
貫いて射抜いて離れない
会いたい好きなんか壊したい
Angel in Hell
この耐え難い気持ち抱える in Hell
ガラス玉が破れる
壊れる音が聞こえたら
壊れたんだと思えたか?
違うな
道なんて始めからないように
果てさえ定められる筈もない
全て妄想だった
望んだわけじゃない
でもどうして
隣にいて微笑んで
泣いているのに
あゝまたその目
この世の終わりに似ていて
恐くなって目を閉じて
また開いて君がいて
微笑んで泣いていて
狂っていて
この物語を運命とそう呼んで今
終わらせて
Last day
冷めてく愛が
氷点下を超えた夜のことを
話してもいい?
世界が終わるみたいな錯覚が
貫いて射抜いて離れない
会いたい好きなんか壊したい
Angel in Hell
この耐え難い気持ち抱える in Hell
- 作詞
GOMESS, 相谷レイナ
- 作曲
GOMESS, 相谷レイナ, Mvria
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Angel in Hell
GOMESS, 相谷レイナ, Mvria
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Angel in Hell
GOMESS, 相谷レイナ, Mvria
今を生きる詩人/ラッパーとしてジャンルに囚われず幅広い活動を続けるGOMESS、そして1990〜2000年代のカルチャーやファッションを好みインディーポップを歌うシンガー・相谷レイナ、新進喜悦のアーティスト/プロデューサー・Mvriaという異色の3名がコラボレーションした本作は、永遠の別れをテーマに二度と会えない人を想う途方もない気持ちを歌ったミディアムナンバー。GOMESSのラップとポエトリーの狭間を行くような叙情的なフロー、Mvriaがプロデュースを手掛けたトラックに美麗なコーラスワーク、相谷レイナの切ない歌声がポップなメロディを泣くように奏で、まるで映画を観ているかのようにドラマティックな作品。アートワークはイラストレーター/グラフィックデザイナーの世界ひろしが書き下ろした。