わかったよのジャケット写真

歌詞

純粋コンプレックス

鈴木れる

たしかなものを探してた

言いたいことを探してた

死にたい意味を探してた

生きたい意味など知ってた

信じた夜に穢される

信じる君を抱きしめた

どれだけ痛みを知ったって僕は

強くなれるわけじゃなかった

いつか いつか いつかって

いつまでも永遠を信じている

絡まってしまった内臓を

切って繋いで世界に送っている

死んだ 死んだ 死んだって

いつまでも永遠を信じている

全部全部全部全部あなたの話をしている

18になったら全部終わり

これを歌ったら全部終わり

君に会ったら全部終わり

忘れないよって言って笑った

18になったら全部終わり

誰かが殺したありふれた僕

人生の痛さを僕が見てる

感性の痛さを僕が見てる

純粋さこそが価値である

光などないよ 影などもないよ

意味などはないよ 君だけが光なんだよ

光などないよ 暗号じゃないよ

意味などはなくて 光はここにあったよ

ねえ 僕は知ってる

今更何も言えないけど

言葉と殺された神経 瞼

ねえ 君は知ってる

わかったよって言ってよ

わかったよって言って笑って

目を隠して もういいよ

純粋さこそが価値である

  • 作詞

    鈴木れる

  • 作曲

    鈴木れる

わかったよのジャケット写真

鈴木れる の“純粋コンプレックス”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

聴いてもわかりません。誰にもわかりません。若さというエネルギーに価値があるのなら、大人にならないまま空っぽになってしまった私をあなたはどうしてくれますか。若さという衝動に頼ったことなど一度もない。その記号の中にどうか私を含めないで。そのまま、正直でいるだけです。何も見えないままで全てを見ようと、誰もいないのに全てを晒そうとしていたら2枚のEPが完成していました。その1枚がこのEPです。1年前の冬から全曲書き下ろしという計画を立て(結果的に14曲中12曲が書き下ろしになりました)、様々を切り捨ててこの制作に向き合っていました。何もかも出し切ってしまったように、音楽を聴くのが辛くなったり、外に出るのが怖くなったりしながら、何とか年内に発表できました。応援、共創をしてくださった方々、ありがとうございます。とても光栄でした。抜け殻になってしまった私にあなたが持つイメージを入れて入れて、それを食べ肉体に換え、そうして私はできれば永遠に歌を歌いたいです。生活は苦しみで、どの道も地獄であって、私はその中で一番マシな地獄を選択します。生きることの内実は信じる気持ちの維持で、信じるためにこれをしました。自己救済と逃避の音楽。確実に、あなたの再生が私を浄化する。できれば私の表現で何かを浄化したいです。

Jacket illustration:とーる

アーティスト情報

  • 鈴木れる

    2004年3月27日生まれ。 北海道釧路市出身、在住のシンガーソングライター。 2020年の春に弾き語りで作詞作曲を始め、 2021年の春に動画サイトや生配信にて自曲を公開。 冬にEPの制作を計画。 ライブの経験などないまま、 2022年の秋に2つのEP「わかったよ」「わからないで」を配信リリース。 様々な表現を思考しながら、 ツイキャスなどで配信活動を行っている。 衝動とは、光とは、包容とは、儚さとは、快楽とは、証明とは、露出とは、孤独とは、真っ白な朝日とは、濡れたコンクリートとは、風に揺れるカーテンとは、震える声とは、言えない願望とは、晒した希望とは、彼の音楽である。

    アーティストページへ


    鈴木れるの他のリリース

ZERO COOL

"