

抜け出した真夜中の公園で
君と二人で座って眺める川の月
僕らって鳥籠の中で
閉じ込められている鳥のようねって
もっと広くて明るい世界がきっと
ちょっと遠くてこことはまるで違う未来へ
二人ならいけると信じてたんだ
川の月は揺らいでいく
東京は雨
スーツ着て
堂々と歩くふりをして
思い出すあの夜の記憶
まだあの公園の中で
改札抜けた人の隙間で
僕は一人で俯いて息を吸い込んで
慣れない街の明かりさえ
どこか優しく光って見えていたのに
ずっと向こうへ君は歩んでいたように
なぜか思えて追いかけるように
走ってみたけれど
見つからないまま
ああ、そらの月が滲んでいく ねぇ
東京は雨
スーツ着て
堂々と歩くふりをして
思い出すあの夜の記憶
まだあの公園の中で
もしもあの時
手を離さずにいられたなら
今も同じ空を見上げて
迷わずにいられたかな
答えなんていらないよ
ただ君の声を
もう一度聞きたかった
東京は雨
スーツ着て
強がるたびに滲む影
消えないまま残る記憶
まだあの公園の中で
- 作詞者
澄
- 作曲者
澄
- プロデューサー
澄
- マスタリングエンジニア
澄
- パーカッション
澄

澄 の“rain”を
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rain
澄
真夜中の公園で、川の月を眺めた二人。
鳥籠から出たはずが、東京は雨、スーツ着て
堂々と歩くふりをして、まだあの公園の中。
もしもあの時、手を離さずにいられたなら。
16th single「rain」。
アーティスト情報
澄
澄(すみ・Sumi)は、2026年4月から音楽活動を始めた日本のシンガーソングライター。自作の詞と曲で、一貫して「うつろうもの」を描き続けている。 作家性の核は、「平易な日常語で、精密な言葉選びと構造的驚きにより感情的深度を実現する」こと。特別な語を使わず、誰もが知る言葉で書きながら、その配置と構造によって深い余韻を残す。「うら」「きのうとかあした」「ふわり」「ひらひら」等、擬態語や古語を現代語に溶かし込む独自の言語指紋を持つ。 2026年4月にファーストシングル「風」、同月に「petrichor」「microbit」をリリース。5月から6月にかけて「butterfly」「ブーケ」「maria age」の4連打、続いて「ペトリコール」「想」「comet」「夏」の第2章を週次リリースで展開予定。各曲が単体で完結しながら、4曲で一つの物語弧を描く連作構造を採用している。 音楽的にはジャンルに固執せず、電子音楽からアコースティック弾き語り、世界音楽的な試みまでを自由に横断する。だが根底には一貫して、うつろいと静けさを巡る美学がある。J-POPの多弁さに対するアンチテーゼとして、「余白」を主要素として設計している。 リリース直後から海外リスナーにも届き始めており、TikTok等SNS経由で日本語話者以外の聴き手にも自然拡散が生まれている。 「表裏なく、うつろう」——澄の楽曲は、多くを語らないことで、多くを届けようとしている。
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