

正しさもない夜に
君は震えて
悪魔からの逃げ方を
僕に教える
夏の雨 君を攫って
まともじゃない世界へ
病める日も健やかなる日々も
ここにはないけど
僕の眼に星がひとつ
幻のような時を紡いだ
哀しいかな 君の熱は
手のひらに残らなくて
最後の日から数えて
今日はどれくらいかな
眼を伏せて笑い声
愛す 溶けてく
耳たぶに嘘を飾った
「まともってなんだろうね」
その針が今もこの胸の中
痛むものです
君の背に僕がひとり
わからないまま熱を焚べては
哀しいような 苦しいような
戻らない迷い星
青葉のあとで 話をしてさ
許しはなくともここを抜け出そう
「どうせ明日も雨が降るから
星が見えるまでいてもいいかな」
ずるいかもねってずるい顔で笑いかけた
その欠片が僕を照らしていた
次を待つ駅のホーム
来なけりゃいい でも来るべきだ
巡る街 僕を残し
流れ星は流れていく
この歌を君に叫ぶ
曖昧だけど確かな熱を
戻らない君を想う
こんなことも忘れていく
星をひとつ 歌にする
- 作詞者
esora uma
- 作曲者
esora uma
- レコーディングエンジニア
マッチ
- ミキシングエンジニア
マッチ
- マスタリングエンジニア
マッチ
- ギター
マッチ
- ベースギター
マッチ
- ドラム
マッチ
- ボーカル
esora uma

esora uma の“星をひとつ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
レクイエム
esora uma
- ⚫︎
星をひとつ
esora uma
- 3
骨と水葬
esora uma
- 4
螺旋
esora uma
- 5
回天する逆鱗
esora uma
- 6
ごめんね
esora uma
- 7
脳内喧騒曲
esora uma
- 8
ブラックホールダンス
esora uma
- 9
シャボンとスイミー
esora uma
- 10
亡霊ばっかり
esora uma
リアルとバーチャルを行き来するシンガーソングライターesora umaの1st アルバム。2024年8月まで浮遊信号として活動していた彼が新たな一歩を踏み出す一枚。挫折を経験した過去の自分に向けてをテーマにこれまでリリースしてきた楽曲のロックやポップな面に加えてシューゲイザーの要素も取り入れ、彼の様々な音楽性を感じられる意欲作となっている。
アーティスト情報
esora uma
esora uma(えそらうま) 長崎県出身・東京都在住のシンガーソングライター/VTuber 2020年5月~2024年8月まで音楽ユニット浮遊信号として活動、作詞作編曲・歌唱などを務める 現在もリアルとバーチャルの両面で楽曲制作やライブなど自由に活動中
esora umaの他のリリース
esora uma