

泥仕合になってきた
僕のこの人生は
何行描いたかも
わかりやしないな
うだつも上がらないわ
人様に好かれたいな
いつまでも沼の底
這ってる竜のよう
泡を眺め星を想っている
いっそ飛べたらなんて 震えて
散々鳴いた鳥は
段々遠くへ行った
何もしないから
どこまで生きてみても僕は僕だった
もう あくびが出てくるよ
いや 違う 僕じゃない
こんなの 僕じゃない
僕が僕であるための理由は
何を差し出せばいいのでしょう
かけがえないものなんて
いくつもあったところで
持って行けないから共に燃やして
簡単だったことも
万感だった傷も
すべてを繋いだ
ありえないこともありえると
まだ夢見がちだけど
用意されていたカトラリーでは
食えない僕だ
剥がれ落ちた鱗が睨んでいる
じっと睨み続ける 今も
惨憺たるや!そんなんは
食い飽きたんだ
なぞる鱗を愛した
冷めたそれも僕と呼べたら
羽根も要らなくなるんだろう
深く息を吸い込んだ
泥に塗れていた
それでも幾分か
マシになっているような
気のせいかな
- 作詞者
esora uma
- 作曲者
esora uma
- レコーディングエンジニア
マッチ
- ミキシングエンジニア
マッチ
- マスタリングエンジニア
マッチ
- ギター
マッチ
- ベースギター
マッチ
- ドラム
マッチ
- ボーカル
esora uma

esora uma の“回天する逆鱗”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
レクイエム
esora uma
- 2
星をひとつ
esora uma
- 3
骨と水葬
esora uma
- 4
螺旋
esora uma
- ⚫︎
回天する逆鱗
esora uma
- 6
ごめんね
esora uma
- 7
脳内喧騒曲
esora uma
- 8
ブラックホールダンス
esora uma
- 9
シャボンとスイミー
esora uma
- 10
亡霊ばっかり
esora uma
リアルとバーチャルを行き来するシンガーソングライターesora umaの1st アルバム。2024年8月まで浮遊信号として活動していた彼が新たな一歩を踏み出す一枚。挫折を経験した過去の自分に向けてをテーマにこれまでリリースしてきた楽曲のロックやポップな面に加えてシューゲイザーの要素も取り入れ、彼の様々な音楽性を感じられる意欲作となっている。
アーティスト情報
esora uma
esora uma(えそらうま) 長崎県出身・東京都在住のシンガーソングライター/VTuber 2020年5月~2024年8月まで音楽ユニット浮遊信号として活動、作詞作編曲・歌唱などを務める 現在もリアルとバーチャルの両面で楽曲制作やライブなど自由に活動中
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esora uma