

見落とした畝る陽炎
有象を焚べる真夏の海
見ようとした熟れる畔の
残した音 途切れる雨音
遠く手招く朧花
夏が時雨れて錆浅葱
暁光 ほつれた袖口を
をかしきと自棄に咲う顔
溺れる程に青い空に気圧されて
(億劫な雨置き傘も腐る意地)
手付かずの絵を思い出した
(時間より遅いあし)
棚引く霞の向こうへと
(顰めっ面をした軋む扉を開けて)
飛び込む翅を引き寄せる波
(手づつで拙い足踏み)
見劣っていた揺れる紅葉
有象も無象も暮れる秋
聴こうとした振れる風の
残した音 途切れる足音
遠く手招く朧花
泣くもやがては雲井鼠
ずっと ほつれてる袖口を
をかしきと自棄に咲う顔
溺れる程に赤い空に気圧されて
(億劫な雨置き傘も腐る意地)
手付かずの絵を描き出した
(時間より遅いあし)
棚引く霞の向こうへと
(顰めっ面をした軋む扉を開けて)
飛び込む翅を引き千切る波
(手づつで拙い足踏み)
見紛う空蝉に埃は被ったまま
眩いばかりの可憐な白
路傍に落ちる雪が桜に代わった時
季節はまた産まれるだろう
- Lyricist
Shigumo3
- Composer
Shigumo3
- Producer
Shigumo3
- Recording Engineer
Shigumo3
- Mixing Engineer
Shigumo3
- Mastering Engineer
Shigumo3
- Graphic Design
Shigumo3
- Vocals
Shigumo3
- Songwriter
Shigumo3
- Choir
Shigumo3

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Cicada shell
Shigumo3



