Lyric

透明の箱

空っぽ君の箱

君はそこから始まったのさ

そうだ石を集めよう

何気ない石っころを

拾った石を箱に入れよう

目には見えない棘だらけの道

持てるかなんてわからないけど

君が拾った小さな石は

なんて幸せな石なんだろう

幸せという石を拾う

きっとすぐいっぱいになるだろう

でもさ見てみろ

これでいいのか

まだまだ隙間があるじゃないか

あんな重い石なのに

あんな苦労したのに

これはあまりにも酷いだろ

そんな時には僕が一緒に

砂をたくさん入れてあげよう

一人じゃ箱はつまらないよ

たくさん砂を入れてやるよ

砂は石の一部となり

大きな一つの意思になる

これでたくさんいっぱいの箱

僕の砂と君の石っころ

最後に一つこれはどうだろう

僕と君だけの楽しみだぜ

二杯ビールを入れてやろう

もしそこから花が生えたなら

儚く散る

枯れるけれど

きっと一番綺麗な花