歌詞

ベッド際　銭　財布と電話

ベンゾジアゼピン無いと寝れんわ

眼閉じなbaby　ライトも消しな

一日が終わる　いないいないばあ

なんにも出来ず　いないいないばあ

中央線特快　背広が列成し大渋滞

成就出来ずに十代　制服から幽体

ユーフォニアム終電　ゆうやけこやけが流れる駅

お家で見るうーたんが　Clanになる

アンバランスな情緒

蝶々が飛ぶ花に「如雨露の水をどうぞ」と　婦人は

道路で死ぬ蝙蝠にはどうも粗暴な相貌見せる

えづく

イヴは貧富も気にせずに寝具でアダムを信ずる

深紅の果実を齧るアダムが逃げる

新たな命が芽吹く

旦那の半生発射で爆誕

産婆は賛歌で安産感嘆

シンママ晩からパートも安価

今世に産まれて何たる惨憺

蜘蛛の糸すら掴めぬカンダタ

増えぬ残高

嘆く甲高く

憂さ晴らしにネットで半端なアングラ面してチャンバラチャンバラ

なまくら刀　原っぱで重なり合い　生死を彷徨う

まばらな体から様々な魂が天に上る様

さあさあ笑えよ

籠の中の忌み子

閃光の瞬間よ

ほら老いては消えるいないいないばあ

このカンカン照りの夏の虫が火に入る様

しんしんと降る雪を無邪気　踏みにじる子

陰唇を開き　生まれ出る意味求めよと

賢人の嘲笑が脳内　響いてくる

道理　常識　交尾　承認　逃避　もういい

君から出る声が欲しい

どきどき動悸正味とうにEND

終わりが見える

いない

いない

いない

ばあ