Lyric

君が想う季節の外れ

道標の側で咲く幹に

足元の薫りが導く先に

星屑の月光を辿っては

生い茂る森で天使に出会う

棘のような美しさで

雫が反射する暗闇の中

さぞ私は醜くく見えるだろう

燕のような舞う影で覆尽くして

羽をつけた小指を傷つける

雪のような肌に淡い薄紅色

都忘れにユリオプスデージー

そのつま先で踊る君のようだ

夕日のような暖かさで

花びらが散る明るみの中

さぞ私を冷たく感じるだろう

その棘のような美しさで

星屑の月光を辿っては

生い茂る森で天使に出会う

都忘れとユリオプスデージー

そのつま先で踊る君のようだ

道標の側で咲く幹に

足元の薫りが導く先に

燕のような舞う影で覆尽くしてく

さぞ私は

そのつま先で踊る

君のようだろう

(暗闇の中で満たされたい)

(愁いに微睡む君の言葉を)

この影で攫う

君の声を

まるで春を告げる鳥のように

鳴いて呼応する

その詩を掬うように