

落ちてくるものが まだ温度だけで
世界は ゆるやかに呼吸していた
ある頃から その輪郭が細り
呼んだ声の奥で 音がかすれはじめた
触れられなかった想いが
どこかの明るさにふれたとき
閉じていたものが
静かに ほどけていった
囲まれた場所にいても
自分だけ 境界の外に立っていた
言葉はあったのに
届く先が 薄い影へすべり落ちていく
それでも ある朝
遠いほうから 微かな揺れが寄ってきて
忘れていた奥行きに
ぬくもりが ひろがった
濁る日も 澄む日も
すべては 私をかたどる面だった
消えそうな気配を抱えながら
ここまで たしかに来た
揺れ続ける世界の底で
何度でも 私は始まれる
まだ名前のない明るさが
静かに 遠くでゆれている
- 作詞者
MARINE
- 作曲者
MARINE
- プロデューサー
MARINE
- バックグラウンドボーカル
MARINE
- ソングライター
MARINE

MARINE の“ほどける面”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
薄陰の温度
MARINE
- ⚫︎
ほどける面
MARINE
- 3
一拍だけ遅れて
MARINE
- 4
Midnight Frequency
MARINE
- 5
Still, I Wait
MARINE
- 6
別々に照らされて
MARINE
- 7
夜の底でほどける声
MARINE
深夜のイヤホンから流れる、小さな声とぬるい紅茶みたいなあたたかさ。
名前も知らない誰かの笑い声や、音程がちょっとズレた歌でさえ、
なぜか心が少しだけ軽くなる——そんな夜の空気をそのまま閉じ込めた曲です。
どうでもいい話が“ちょうどよく”なる時間。
コメント欄のゆるい爆笑。
「わかる」の一言だけで救われる距離感。
誰の部屋でもないのに、ちょっとだけ避難できる場所。
現実に戻る前の、あの静かな余白を描いた “Midnight Frequency”。
何も起きない夜が、誰かの明日をそっとつなげていき
アーティスト情報
MARINE
Marine は、水のゆらぎや、まだ言葉にならない感情を 静かにすくい上げるように曲をつくるアーティスト。 制作では AIによる音の発想や質感も自然に取り入れながら、 詞は自らの手で書き重ねている。 透明さとあたたかさが同時に立ち上がる音が特徴。 性別や姿は特に明かしておらず、 音と風景がそっと前に出るスタイルを大切にしている。
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