Midnight Frequencyのジャケット写真

歌詞

薄陰の温度

MARINE

きれい事を言えるうちは

まだ 世界の温度を信じられる

傷んだ風の中でも

かすかな優しさを落とさないように

崩れかけた街の音に

小さな呼吸を重ねていく

怒りの色より

静かに揺れる声のほうを選ぶ

名前のない痛みでも

見捨てずに 抱くように歩く

夜の深さに触れるたび

淡い光が ふいに滲む

誰かの影が寄り添うみたいに

未来のほうへ そっと踏み出す

「少しだけでも わかりたい」

その願いだけ 手のひらに残して

凍りつく瞬間の中で

まだ溶けない思いを拾う

正しさよりも深い場所で

すれ違った傷跡たちが覆う

言葉にならないまま

静かに色を変えていく

綺麗でも不器用でも

誰かを拒まない温度でいたくて

ゆっくり灯る呼吸だけを

胸の奥で守っている

きれい事も言えなくなったら

それは 本当のおわり

噛む夜に触れながら

まだ どこかで灯る影を

そっと 手のひらに集めている

崩れた世界の隙間から

かすかな声が浮かび上がる

怒りに飲まれる前に

静けさの中で 誰かを思う

名前も知らない痛みにも

そっと寄り添うように歩く

変わらない景色の奥で

ひとつだけ残るあたたかさ

見えない手をつなぐように

淡い光を信じている

暗い波に浸された夜でも

心はまだ 明日を見ている

きれい事でもいい

夜に溶けるなら それでいい

深い影が胸を通るたび

かすかな光を拾いあげて

静かに 次の夜明けへ

  • 作詞者

    MARINE

  • 作曲者

    MARINE

  • プロデューサー

    MARINE

  • バックグラウンドボーカル

    MARINE

  • ソングライター

    MARINE

Midnight Frequencyのジャケット写真

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深夜のイヤホンから流れる、小さな声とぬるい紅茶みたいなあたたかさ。
名前も知らない誰かの笑い声や、音程がちょっとズレた歌でさえ、


なぜか心が少しだけ軽くなる——そんな夜の空気をそのまま閉じ込めた曲です。

どうでもいい話が“ちょうどよく”なる時間。
コメント欄のゆるい爆笑。
「わかる」の一言だけで救われる距離感。
誰の部屋でもないのに、ちょっとだけ避難できる場所。

現実に戻る前の、あの静かな余白を描いた “Midnight Frequency”。
何も起きない夜が、誰かの明日をそっとつなげていき

アーティスト情報

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