歌詞

愁いを帯びた心模様

数字でないから割り切れない

貴方の不器用な優しさを

針と見紛って

グレイに染まり拍手の音

白紙に変わりパタリ消え散るメロウ

響き遠のいて既に時効

寄る辺ないから夜に沈む利口

「囚われないこと」に囚われて

地球の隅でくたばりそうさ

無色透明とは正反対の

歌舞いて濁ってしまった心を

ねえ歌いなよ

夜を泳いで泳いでライラ

微睡みも忘れらないままだ

それは3 2 1で消えちゃう魔法

パラッラッパパラッパ

ふかした煙に溶ける夢

かき消しても醒めちゃくれないね

だからライラ 歌ってくれよ

泡沫のように

不条理翻したって

いつもと変わらない日々が続く

この世界で呼吸をする度に

無垢を染む 綺麗に汚れる

まあるいまるい世間の端で

小さく独りごちた

艶やかで煌びやかな

孤独と踊る それは

夜を走って走ってライラ

憂を呑み込んで小さく吐いた

誰もがナイフを隠してる

パララッパパラッパ

浮かんだ異常もアートにして

目まぐるしく巡るネオンの中で

ライラ 歌ってくれよ

夜行の最中に

夜を泳いで泳いでライラ

微睡みも忘れられないままだ

それは3 2 1で消えちゃう魔法

パララッパパラッパ

ふかした煙に溶ける夢

かき消しても醒めちゃくれないね

だからライラ 僕は足掻くよ

この声がいつか絶えるまで