歌詞

飛び散った鮮やかな絵の具は

脳内に溢るブバルディア

淡い夢の砕けた一片で

未来は絶え間無く流れて往く

日々をなぞるだけの人生は

深く遠く澄む透明だ

光刺す 故に 影が生まれる

理由など無い癖に

諦めてしまったのだ。

蜘蛛の糸と見紛ってしまった天使の輪

一寸先立つ諦念 簡素な安寧

どうにもこうにも光るなら

捨ててしまえ その鎖を

さよなら 過去の僕へ

”正しく生きることが人生だ ” なんて

定義不能の綺麗事は置き去りにして

この世の不可解を解き明かして

くだらない妄想よ 咲いてしまえ

唯 唯 唯 息よ続け

飲み干した千の続きには

蒙昧を謳うフロンティア

逆光の未知を独りだけ

生きる価値を死ぬまで探している

透明なんだみんな

存在だけが証明なんだ

愛してあげてよ どうか

不条理ばっか渦巻いてますが

ノイズ塗れでもいいさ

ふざけた世界だから

愛を知らない幼い彗星が

泳いだ淡い水彩の中

鈍い水底で 日々の希望が何時か歌になる

灰に為れど 尚 鳴り響いて

唯 唯 唯 今よ廻れ

街の喧騒と心に巣食う誰かとの戦争と

見当違いの正論で終わってしまった話の続きを

忘れないで 忘れないで

いつかこの日々が凪いで仕舞うまで

忘れないで 忘れないで

今も鳴り止まぬこの心臓は

君だけの意味を求めている

その非科学を愛せ

この世の不可解を解き明かして

くだらない空想よ 咲いてしまえ

唯 唯 唯 君よ続け