歌詞

ずっと考えてたんだ。

己の価値。存在証明。

明日も今日と変わらない日々だけど。

変わりたいって何者かになりたいはずだった痕跡。

形だけは一丁前にやるんだな。

もし、自分の死ぬ日が分かっていたなら

こんな人生は変わっていたかな。

……いや、無理か。笑えるな。

こういう生き方しかできないから。

偽って嘆いて笑って叫んだ。

黒いこの感情を。

たやすく誰かに語られたくはないから。

もうたくさんだ。

今更どうしたらいいか分からない分水嶺。

ずっとこのままでいたほうが幸せかな？

私は無力な人間です。

夢を諦めることもせず、たゆたう日々の中を反芻するだけ。

私は無力な人間です。

できない理由を探して、何者かになれる日をずっと願うだけ。

あぁずっとこのままの時間が続けば、いつか置いていかれる感覚にも慣れてくる。

辛さ悲しさ劣等感なんて感じなくなって、これが私の人生なんだってしたり顔で。

なのにどうしてかやるせない気持ちが渦を巻く。

あの時こうしていれば、なんて。

そんな考えがいつまでも付き纏う孤独の夜。

意味のないもしもに時間を浪費する日々。

どうしてこんなに私は利口な人間じゃないんだろう。

諦めないを諦められないんだろう。

せめて今まで生きた私の人生くらい

肯定してやれる人間になりたいのです。

もし、自分の人生をやり直せたら。

今よりも良い人生になるかな。

……なれるよな。……そうだよな。

傷ついて堪えて迷って選んだ。

ありふれた人生を。

たやすく誰かに語られたくはないから。

もうたくさんだ。

今更どうしたらいいか分からない分水嶺。

ずっとこのままでいたほうが幸せだな。

そうだよな？

そうだよな。

私は無力な人間です。

私は無力な人間です。

私は無力な人間です。

私は無力な人間です。