歌詞

うすべにいろの　夕まぐれ

ぽとり　ぽとり　影が咲く

あの木のしたで　まっていて

きょうのやくそく　ひとつだけ

「ゆびきりげんまん　うそついたら」

声にならない　風がこたえる

ふうるる　ふふふふるる

うすべにの　ゆびきりのなつ

きえてもいいよ　やさしさならば

チリリ　チリリ　鈴のむこう

ふたりの時間が　とけてゆく

ふうるる　ふうるる　ふふふふるる

しずくのような　星のめ

きみの笑顔が　にじんだら

ほろり　ほろり　ほしのしずく

ゆびのあいだから　こぼれたね

「またね」と言えば　さよならになる

なにも言わずに　歩きだす

ふうるる　ふふふふるる

うすべにの　ゆびきりのよる

たしかにあった　やさしいことば

ヒラリ　ヒラリ　風のなか

すずしい記憶に　なれたなら

ふうるる　ふふふふるる

ふうるる　ふふふふるる