コックスとボックスのジャケット写真

歌詞

コックスとボックス

劇団サンドグラス

挟んでた赤いスピンほどいて

出会う夢を思い出す頃に

読み進めてた背表紙を

書き換えて二人手の鳴る方へ

飛び乗った車両は

踊る季節に彩られた画を運ぶ

想定外はきっとすぐそこにいる

初めて見つけたビー玉

気が付くとそっと僕は手を離していた

誰かのせいにして忘れてしまったんだ

シナリオ通りに歩けば褒められる世界で

あぁ僕は何を歌うんだろう

操られたままのストーリーで僕はまだ

運命を選ぶことなんてできない それでも

星を落とす魔法の合言葉はこれから出会う僕が決める

まだ真っ白なあとがきを埋める言葉探しに行こう

空を裂く白い線を追いかけて

君と交わした口約束今も

信じたまま透明な僕が飲み込んだ

問いかけの答えに気づかないように

先を急いだ

いつか君がこの話に飽きて

ペンを置くその日が来るとしても二人は

何も言わず歩き続けるだろう

この旅が終わらないように

絡まる赤いスピンほどいて

描いていく夢を頬張って

消えないインクの汚れで思い出せる

この坂道を下って出会う予感がまた

何度でも僕を歌わせてくれるから

あのブラケットの中

閉じ込めてた最後の台詞を

書き換えにいこう

  • 作詞

    関 靖宏

  • 作曲

    関 靖宏

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