歌詞

侵蝕されて

枯れて散る儚い幻想

傷付けられた

硝子の《飾冠》

約束されたはずだった

この《恋路》奪った

醜い《灰被り》

嗚呼 宵の舞踏会

黒薔薇で想い綴った

貴方が取った手は

《悪女》だった……

壊さないで 穢さないで

その手を離して

刹那に燃えて

曝け出した《激情》

逸らさないで

逃げないで

一人にしないで

時計の針が指し示した

《真実》

十二時が過ぎても

解けることのない

偽物の《透模様》

黒に染まる -Dress-

冷たく刺した

狂い咲く言葉の刃で

貶められた

硝子の《飾冠》

叶える術を

探し続けて

辿り着いたのは

《白黒》の《願望》……

嗚呼 背徳を纏い

《自尊心》を

死で着飾った

朽ちゆく黒杯に

何を満たす？

言わないで

見つめないで

期待させないで

甘く溶け合うように翳す

銀の《鋭刃》

泣かないで

怯えないで

私を信じて

光が消えて時が止まる

《虹彩》

二人だけの魔法

解けることのない

本物の《呪縛》

闇へ朽ちる -Dress-

壊さないで 穢さないで

その手を離して

刹那に燃えて

曝け出した《激情》

逸らさないで

逃げないで

一人にしないで

時計の針が指し示した

《真実》

十二時が過ぎても

解けることのない

偽物の《透模様》

黒に染まる -Dress-

私だけに咲いた

この色づく花よ