Lyric

形のない確かなものが

欲しいとおどけた君

曇りのないその眼差しで

見ていた君の夢は何？

白い鳥籠みたいな部屋の中で

涙の跡が光る横顔

眠り続けてそのまま消えた面影

人混みを掻き分け探してる

残像

さよならさえも言えないままで

心に灯る火が消えそうになるのを

ずっとこらえてる

終わりのない物語から

目醒めてしまうその前に

青が透けてる薄いその瞼に

永遠を誓う長い接吻

小さな両手を握りしめてた

あの日が遠くなってゆくほど強くなる

残像

暮れゆく道を一人彷徨う夏の日

夕焼けに重ねた君の影

ずっと求めてる

赤い花束

添えた君の写真に

交わせない愛をまだ

叫んでる

眠り続けてそのまま消えた面影

人混みを掻き分け探してる

残像

さよならさえも言えないままで

心に灯る火が消えそうになるのを

ずっとこらえてる